眼鏡男子のあれこれ

眼鏡男子があれやこれやと書いていくそんな場所。

僕の顔には何て書いてある?①

僕には不思議な力がある。

自覚したのはいつからだろう。いつも見えていたから、それが普通だと思っていた。

オカルトとかの類ではないのだが…

 

 

感情が顔に書いてある人を見たことがあるだろうか。言葉と表情が一致している時には何の違和感もないが、それがズレていた場合にはよくわかる。チグハグなのだ。

僕が見えているモノもそういうものなのだが、それはより鮮明で、偽りのないその人の思考そのものなのだ。顔に某動画サイトのコメントのように心からの言葉が流れていく。感情の起伏により、文字に色が付いたり、コメント数が多くなったりする。それは時に美しく、また醜くもある。

 

そんな先天的な悪戯によって、僕の人生は普通の人なら知る由もない他人の本音と共に歩んできたのだ。