Violet Evergarden
この作品を知ったのはある方のツイートからだった。
あの時知らなければ、映画化されても「ふーん、そんな映画が期間限定でするのか」程度の認識だったと思う。
それがまさか、一話ずつ泣かされ、手元に置いておきたいとちまちまとDVDを買い、来年公開予定のチケットを買い、今日から公開された外伝を仕事終わりに電車に乗って観に行く程引き込まれるとは自分でも驚いている。
ただそれ程までに僕には響いた。
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』を知った世界線でよかったと心から思う。
京都アニメーションのあの事件後、小説はきっと転売ヤーに買い占められてしまった?為に価格は高騰している。正規ルートが立ち直れば収まるとは思うが、まだ遠いだろう。(追加:京アニショップの在庫復活していたー!)
映像美を見たからこそ、原作が読みたくなった。ただ今買うべきなのか迷う。
図書館に入れてくれたらなぁ〜とふと思ったので、リクエストでもまた入れておこう。
話を元に戻す。
この作品は"手紙"を主軸に、その周りに想いを伝えたい人、書く人、届ける人、そして受け取り、読む人がいる。
文字・言葉の力、映像としての伝え方、音楽が彩りを加えてくれる。
そして一話一話の中で、自分ではどうしようもなくなってしまうほど心揺さぶられる瞬間に立ち会わされる。そんな作品だ。
来年公開予定の映画が今から楽しみで仕方がない。
それまで収集作業をしつつ、待つ。きっと泣きながら。
10話が僕は大好きです。
あと『届かなくていい手紙なんてない』という言葉も。
自分が最後に書いた手紙はいつだっただろうか。